人生を変える。20代後半のワーホリ

人生を変える。20代後半のワーホリ

こんにちは、ピークカナダの本田さんです。今日は20代後半のワーホリ、ギリホリでの成功の秘訣について書きたいと思います。

ギリホリって?

カナダのワーホリは30歳まで。その期限直前ワーホリで来る人を一般的にギリホリというそうです。どこで聞いたかわからないけど結構20代後半で来る人に僕はオフィスで会います。弊社オフィスは特に弊社様の留学生だけじゃなく、携帯契約や仕事探しの相談、カルガリーについての現地情報を求めたりする生徒がちょくちょく来ます。特に20代後半の人は自力で留学しようとする人が多く、来てからどうしよう・・・となってオフィスに情報探しに来られます。

お悩み編

話が合わない!

もちろん人にもよりますが、相談で多いのは話が合わないという事です。特に20代後半になって来ると仕事経験も豊富、日本では社会人の人たちに囲まれて生きてきたのがカナダに来たら周りは学生ばかり!カフェでアルバイトをしても一緒に働くのは若い子ばかりで結局ついていけない!そんな話をよく聞きます。バンフのホテルで住み込みでアルバイトをしていて、思い描いた海外の人たちとの共同生活だったのに遊び方についていけずカルガリーに移ってきたなんて話を聞いたことを思い出します。

お金が心配!

高校卒業してすぐ、大学の交換留学などの留学生は親の支援で来るケースが多いですが、20代後半は貯蓄を削ってくる場合が多いです。やはり自分で稼いだお金の重みは全然違います。家賃、学費、生活費削れるところは何とか削りたい、そういった声もよく聞きます。そして、それはとてもいい事ですが、時にメリハリのつけ方を間違えてしまい逆にお金がかかってしまったり、思ってたようにうまくいかなくなってしまったりしてしまう事も多くあると思います。

とにかく働きたい!

社会人を辞めての留学、お金があろうがなかろうがやはり働いていないと不安!2週間も仕事を探してみたけど全然見つからない、結局一番簡単に仕事が見つかる日本食で働くことにした、もちろん日本食レストランで働くことで得られるものもある為カナダでオシャレなカフェで働きたい!と思ってきたのであればやはりそれを実現させる努力をすることが一番重要でしょう。

解決編

国境を越えて考えよう

話が合わないと思っている人は一度国籍を外して考えてみてはいかがですか?もちろんケースバイケースですがもし日本で他都市に移動して友達が一人もいなかったらどう動きますか?実はこの悩み、日本人だけが持ってるわけじゃないんです。僕はミートアップで40か国以上の留学生や移民の方が訪れるグループで英語の勉強をみんなでしてましたが、20代後半や30代前半の人でなかなか友達ができずに参加しにきたり、カナダ人でも他都市から移動してきたりすると同じ理由で参加してくる人たちも沢山いました。出会いは学校の場だけではありません。ルームシェアを探すときに同じ年齢の人と住んでみたり、ミートアップなどのイベントに参加、スポーツクラブへの加入、ボランティアへの参加などなど。学校以外でも人に会う場所は沢山あるし、友達が欲しいと思っているのはあなただけではないんです。

削るものと削らない物を考えよう

「生き金」と「死に金」ってやつですね。自分にとって何が大事かを考えて使うことが大切でしょう。その大前提にカナダで何を成したいかを考えるべき。もしカナダにいる最中に主要都市を巡るのが夢だったのであればとにかく安い家賃の家を借りて、学校も行かずに無料の英語クラスを探して節約し、食事もほぼ自炊すれば沢山旅行にいけるでしょう。逆にカナダでのんびりした生活を送りたいのであれば家賃は少し奮発していい所に住み、学校は午前中のみのクラスにしたり自炊をすればカナダでのんびり生活を満喫できます。もし世界中に沢山の友達が欲しいならと授業を半日でとにかく長い期間学校に通い、ルームシェアも多小部屋みたいなところに住み、社交費にお金をかければ自然と友達が増えるはずです。資産が限られているのであれば全部つまもうとするのではなくて成す事に優先順位を事前につけて素早く行動する。海外は一期一会の重みが違います。そのことをお忘れなく。

準備が全て

自分のやりたい仕事があるのであれば求められる人材になりましょう。もしあなたが小さなカフェを経営していたらどんな人を雇いますか?なんとかなる、にはなりません。まあ、、なることもありますがそれを当てにするのは良くないでしょう。仕事は受かれば終わりじゃなくて働き続けて初めて意義のあるものです。英語力がないから英語を喋る仕事がしたいと言われても、職場は学校じゃないしお金を払って雇っているわけなので英語が喋りたいから働きたいと言われても雇いません。職場は仕事をするところです。友達づくりは休み、休憩中にするものです。夢をかなえる為にはそれ相応の努力が必要です。渡航して直ぐに働きたいなら日常レベルの会話は覚えてくるべきだし、ないなら学校に行きましょう。そして、仕事の探し方は一度必ずカウンセリングを受けてください。履歴書は自分を唯一伝えられる武器なのに片言の英語で書いてあれば仕事も見つからないし、オンラインで申込していても何十とくる履歴書の中であなたの物は選びません。そして、諦めないでください。自分の希望していた仕事先で働いてきた留学生を何百人とみてきています。ちゃんと技術をつけて、ちゃんと探せば仕事はみつかりますから。

ギリホリで渡航しようか迷っている人へ

来ましょう。がっつりお金稼いでしっかり英語の勉強をしてきましょう。カナダで会う日本人、他国ワーホリ生は例外なく全員その選択肢をした人達です。今あなたの周りで反対している人たちのほとんどが、その選択肢をしなかった、考えなかった人たちです。悩んだところで経験してことない事はわからないですし、失敗談や成功談を聞いたところでそれはしょせん人の話です。その時間は英語の勉強に回した方が効率的です。コロナは必ず収束するし、あなたもきっと渡航します。渡航して、やっぱり来てよかったって思って、そして次はあなたが周りに悩んでいる人がいたら背中を押して上げられる存在になってください。カナダに来て、なかなか友達ができなくて、英語が喋れなくて困って、仕事が見つからなくて悩んで、やっと少し英語がわかるようになって、友達も増えてきて、一生忘れられない経験をして。その全てがあなたのこれからを変えていくと思います。周りに背中を押してくれる人がいないのであれば僕がその一人になります。だから、ここに辿り着いたあなたは留学を諦めないでください。

以上、もっと国際人が増えることを祈っている本田さんのアドバイスでした!明日は金曜日、フライト関係の記事でもかこうと思います~