こんにちは、ピークカナダの本田さんです。よく留学生聞かれる質問で、日本人はどれくらいいるのかというものがあります。今日は僕自身カナダに17年住んでいて留学生や社会人を経験した中でのお答えとなります。
実際何人くらい日本人がカルガリーにいるのか
カルガリーの総人口は2020年現在で約150万人です。その内日本人の人口は2016年調べで5170人。ただこの数字は留学生ややビジターなどの短期滞在者を含めず、2世や3世など日本語を喋らない人も含めます。人口割合でいえばたったの0.4%。この数値は街で歩いていてばったり日本人に合うことはほとんどないと言えます。
体感的にはどれくらいか
日本人なのでもちろん日本食レストラン、アジア食材店などそういったところに行けば日本人がいる可能性がありますし、留学生であれば学校には日本人学生がいる事のほうが多いです。よく聞く話はカナダで現地の会社に勤めていたり、国際結婚でカルガリーに来たら全く日本人の友達ができない!といった話があれば夏の語学学校に通えば交換留学生が日本から団体で来ていて日本人ばっかだった!といった話も聞きます。仕事柄日本人と会うことが多いのですが、レストラン関係、学生を除くと日本人の数はやはり少ない気がするし、大きなコミュニティではないな、といった印象を受けます。
割合が重要
例えば語学学校の学生総数が50人でその中で日本人が25人いる場合は日本人割合は50%です。でももし学校の学生総数が200人いる場合は25人いても12.5%となります。どちらも同じ25人、だけど他の国の人がたくさんいる事により、自然と日本人と交流するチャンスも減ってくるはずです。逆に言うと、どれだけ国籍割合で日本が少なくても、日本人とすぐに一緒にいてしまう人は学生総数100人の学校に日本人が5人しかいなくても結局遊んでしまいます。学校探しをする場合は必ずその学校の日本人割合を聞いてみましょう。
カルガリーの良いところ
留学生の中にはカナダに来たら一切日本語はしゃべらない、日本人とは遊ばないと硬い意思を持ってくる人や、日本人でもいいからたくさん友達ができればいいな、と思ったり、いろいろな考えを持った人がいると思います。カルガリーの良いところは、日本人は相対的に少ないので一切日本語を使わない生活を望めば可能だし、必要な時には日本人と交流できる丁度良さです。本当に全く英語が喋れなければ生活の中でどうしても日本語でのサポートは必要です。銀行や家の契約、保険など生活面で必要な情報は日本語で手に入るのも利点です。
日本人同士はどうするべきか
留学生は留学がゴールではなく、日本に帰ってその経験をどう生かせるかが一番重要なところです。同じ日本人留学生でも経歴はバラバラ、年齢や都市が違えば日本に帰った後に10年後も一緒に遊ぶいい友達になることだってあります。重要なのは日本人だと言って嫌ったり、合わないようにするのではなくて、英語上達にうまく利用しあっていく事です。一人で1ヶ月で出会える人の数が10人でも、二人で友達を紹介しあえば20人です。一人で誘いにくい友達も二人で誘えば気が楽です。大切なのはメリハリをつけて日本人といる間は日本語でしゃべってもいい、でも日本人だけで遊ぶのは週に2回まで、他の国の人がいる前では英語を喋る。などお互いにとっていい条件で付き合えばきっと日本人だけでなく、色々な特にの友達ができると思います。
カルガリーだからこそ
バンクーバーやトロントでなくカルガリーを留学先に選ぶ人は比較的英語を真剣に伸ばしたいと思ってくる人が多いように感じます。だからこそ日本人同士で嫌煙しあうのではなく、協力して英語を伸ばしていけるといいですね。
それではまた明日~