こんにちは、ピークカナダの本田さんです。コロナが始まった3月から計画して、4月から日本語のクラスをオンラインで無料で教え始め、今は2期目で10名の生徒を教えています。

今日は生徒の中でも毎週ノートを送ってくれる生徒さんがいて、その成長が素晴らしいのでここでシェアしたいと思いました。今回は語学を勉強する事は、いくつからでもできるし、成長するという事です。

日本語クラス

僕自身日本語は喋れても、教えることは挑戦でした。最初は無料クラスだからという事でインターネットでいろいろ日本語の勉強し方を検索してはよさそうなものがあったらその週の教材に使い、、というやり方をしていたのですが、途中で何を教えて、何を教えてないかがわからない、教材によっては内容が重複してしまう、といった事でいつまで教えればいいのか、何を教えればいいのか、という事で行き詰ってしまいました。これって英語の勉強と似ていませんか？今はオンラインでいろいろな情報が得られるし、無料でYoutubeなどで勉強できます。だけどいつのまにか辞めちゃったり他の教材を探したり・・・そうしていると自分の英語が伸びたかわからない。結局モチベーションが下がってしまう。といった悪循環です。

教科書の必要性

なので7月に作戦を変更して、教科書を購入して教えることにしました。今使っている教科書は大学で日本語を教える時にも使われるGENKIという教科書ですが、一巻2巻があり、各本を修了すると日本語技能検定で必要な内容が覚えられます。教科書を使い始めたら教える効率が格段に上がりました！12週間で学ぶ内容も明確にわかるし、例題や宿題などもある為教える側も、学ぶ側もわかりやすいです。

抜粋になりますが、毎週生徒さんが送ってくれるノートの一部です。一週目はおはようございますや数字など、本当に０からのスタートです。

一週目

3週目

5週目

7週目

9週目

どうでしょうか？今はタイピングして課題をやってくれています。

みんな忙しい

彼女は2児の母で、30代で、仕事もしています。週一回のクラスに参加して、空いた時間で勉強してくれています。僕は感動しました。もちろん最初は語学の伸びは早いのもありますが、忙しいスケジュールの中これだけの努力で語学を勉強をしています。きっと彼女の日本語はもっとのびると思います。

語学を学ぶ上で大切な事

今回日本語教える立場になりはじめて気づいたことは一貫性の大切さとゴール設定、そして対人の必要性です。英語の勉強にしてみても少なくともグラマーは同じ教科書、同じ出版社を使う事で取りこぼしなく英語を勉強することができるし、一冊終わらせる、という目標ができます。そして、勉強した内容を誰かに見てもらう、これをすることにより継続して勉強ができるんじゃないかなと思いました。今はアプリやビデオなどで自己学習は可能ですが、あくまで2次学習としての使い方が正しいと僕は思います。週一回でもいいので対人での英語クラスに参加する、そして自習として映画を見たり、単語を覚えたり、音楽を聴いたりとすることにより効率よく英語を勉強できるんじゃないでしょうか？

日本でもできる

これって全然日本にいてもできる勉強法ですよね。実際この生徒さんはアメリカから参加していて、僕も彼女も日本にいるわけではないけどこれだけの日本語が伸びているんです。彼女もコロナが明けたら日本語が喋れるようになって日本に行きたいという目標があり、頑張っています。皆さんも負けずにコロナが明けたら留学絶対する、だからそれまではしっかり勉強する。そういう気持ちで英語の勉強頑張ってみませんか？明日英語が喋れるようになることはないけれど10週続ければ結果が出ます。結果が出れば楽しくなってもっと続けたくなるはず。

いかがでしたか？それではまた明日！