カナダのマリファナ合法化について知っておくべきこと【アルバータ】

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2018年10月17日からカナダ国内でマリファナ使用が合法化されました。在留日本人や旅行客の使用や法律についてまとめました。

合法化の経緯

マリファナ合法化はトルドー首相が掲げていた政策の一つです。理由としてはカナダではすでにマリファナが違法で、しかも簡単に手に入る状況があり、正しい管理下で販売することにより、未成年のマリファナ使用率を下げ、マリファナ違法販売に伴う犯罪を防ぐためとのことです。以下英語原文

The promise we made around legalizing marijuana was done for two reasons … that I was very, very clear about: one, to better protect our kids from the easy access they have right now to marijuana; and, two, to remove the criminal elements that were profiting from marijuana

https://www.thestar.com/news/queenspark/2016/12/03/trudeau-urges-police-to-enforce-the-law-on-marijuana.html

アルバータでの法律

  • 購入するためには18歳以上であること
  • マリファナの使用は家や公共の決められたエリアとなり、学校やプレイグランドでの使用は禁止。
  • 運転中の使用はアルコール同様運転手、同乗者共に禁止。
  • 購入場所は、免許を取得している店頭か、オンラインでの購入が必要。その際以下のマークの付いた商品のみ購入可能。
  • 最大30グラムまでの購入
  • 家で育てる場合はライセンスショップからの購入、4プラントまで。
  • 参照リンク

マリファナ使用における健康への影響

マリファナを使用すると一時出来に精神的、感情的、身体的に影響が出る可能性があります。個人差があり、たくさんの研究がされていて一概にはお伝え出来ませんが、以下のリンクから子供に伝えるべきことや、知っておくべき情報を閲覧することができます。

CANNABIS IN CANADA

在留日本人、旅行者の大麻(マリファナ)使用

カルガリー領事館にメールマガジン登録をしている方へは以下の内容でメールが届きました。

「カナダにおける大麻に関する法律」が10月17日より施行されます。一方,日本の大麻取締法においては,大麻の所持・譲渡(購入含む)等については違法とされ,処罰の対象になっており,この規定は海外において行われた場合でも適用されることがあります。在留邦人や日本人旅行客の皆様におかれましては,これら日本の法律を遵守の上、日本国外であっても大麻に手を出さないよう注意願います。

「カナダにおける大麻に関する法律」が10月17日より施行されることに伴い,注意点についてお知らせいたします。
1 カナダでは,本年10月17日から,大麻(マリファナ)の所持・使用が合法化されます。
2 一方,日本では大麻取締法において,大麻の所持・譲受(購入を含む)等については違法とされ、処罰の対象となっています。
3 この規定は日本国内のみならず,海外において行われた場合であっても適用されることがあります。
4 日本の法律を遵守の上,日本国外であっても大麻に手を出さないように十分注意願います。
(参考)カナダにおける大麻に関する法律(2018年6月21日成立)
(1)目的
 同法は,カナダ全土における大麻の製造,頒布,販売及び所持を管理するための厳格な法的枠組を策定するものであり,(ア)未成年者による大麻の利用を防止すること,(イ)大麻による利益から犯罪者を排除すること,(ウ)安全で合法的な大麻を成人が利用できるようにし公衆の健康と安全を保護することを目的とする。
(2)主な内容
 (ア) 大麻使用の管理
 州法が規定するところに基づき,18歳以上の者*は合法的に30グラムまで大麻を所持したり他の成人と共有したりすることができるものとする。
 ※ 州・準州は,同法の定める年齢よりも高い年齢(例:19歳)を州の大麻使用の最低年齢として定めることができる。
 (イ) 未成年者の保護
 18歳未満の者に対し大麻の販売又は提供した者は,懲役14年以下の罰則が科されるものとする。
 なお,大麻が販売される場所,大麻の使用が禁止される場所等の細則については州法で規定されることとなる。
(3)注意事項
 大麻のカナダ国外への持出し及びカナダ国内への持込みについては,同法施行後も引き続き違法となる。
(4)その他
 大麻の合法化についてはトルドー政権が公約として掲げていた重要施策の一つ。

https://www.calgary.ca.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

日本人の場合はカナダでは合法でも手を出さない事が重要ですね。

弊社カルガリー留学エージェント、ピークカナダでもワーキングホリデーや学生様が18歳以上でも、滞在中でのマリファナ使用が発覚した場合原則ご家族、もしくは提携先エージェント様へ連絡を入れさせていただきます。

カナダに在住のご家族の方は、ただ知らない、やめようじゃなくて子供にちゃんとマリファナの危険性や依存性を説明できるようになっていくことが重要ですね。