こんにちは、ピークカナダの本田さんです。今日は2時間みっちりZOOMでのセミナー通訳をしてへとへとです。内容は移民の方向けで、PRステータスの物で非常に勉強になるものでしたのでその内そちらについても書ければな~、と思います!
今日は英語の通訳についての情報です。僕も専門の通訳士ではないのであまり詳しくはありませんが、以前カルガリー移民センターに行ったときに聞いてきたのでお知らせします。
日本での英語通訳の資格
日本では現在英語の通訳士になる為の資格は必要ありません。それでもやはり日本は資格大国、経験がないとなかなか仕事も見つからないですよね。
日本の英語通訳の資格は、国家資格の全国通訳案内士がありますが、こちらは通訳のみでなく日本の観光関連の知識も必要で、非常に高いものとなっています。他にもビジネス用の民間企業が行っているものでTOBISと呼ばれるものがあり、こちらも合格率25%くらいで非常に難しい資格となっているようです。
CILISAT
https://www.cisoc.net/en/cilisat
カナダで取れる通訳士の資格に、CILISATと呼ばれるコミュニティ通訳士の資格があります。こちらの資格は主に日常での通訳や、家庭問題、裁判などのコミュニティで必要なスキルを学ぶことのできるスキルですが、コースはオンラインで$355から取ることができて、テストも$200と合わせて5万程度で修得することができます。カルガリーの場合はこちらの
イミグレーションカルガリーからトレーニングとテストの申し込みが可能です。
通訳の仕事をもらうまで
僕自身特に通訳士になるつもりもなかったのですが、最初に上で紹介したイミグレーションカルガリーにボランティアとして6,7年前にボランティアとして登録したら無料で簡単な通訳のトレーニングを受けることができました。その後家庭裁判などの通訳に参加して気づけばイミグレーションカルガリーの通訳として登録されていたらしく、たまに仕事が来るようになりました。あとは口コミでの仕事などなど。
通訳の大変なところ
僕自身通訳の学校に通って通訳士になったわけではないのであまりアドバイスはできませんが、やってみて思うのはケースをこなすことが一番の勉強になる。ということです。最初は裁判の通訳はやりたくないと言っていたのに、日本人通訳が足りないという事で駆り出されたときには冷や汗ものでした。そもそも裁判などでは使われる英語も違うし裁判の進行なども全くわかりません。ただ、その後もなんども家庭裁判の通訳に行けばだいたい裁判の流れも変わり、話す内容も似たものが多くなってくるので通訳も簡単になってきます。留学アドバイザーでも学生のお手伝いで何度も銀行に行ったり携帯契約に言って通訳すれば知識が増えるのも同じですね。今回は初めての1対大勢の通訳だったのでとても緊張しました。先に資料もらっておいてよかった!
まとめると
通訳士になる為にはあらかじめかなりの英語力と、通訳する分野の知識、さらに経験が必要となります。僕みたいにやりながら勉強していくのはまれなケースで、日本ではもしかしたら学校に行くのが普通かもしれませんが、もしカナダで日本語通訳を目指してみたいというのであればCILISATを是非受けてみてはいかがでしょうか?
明日はそろそろ気になる!カルガリーで越冬準備のお話です~お楽しみにっ!